【囲碁のサルスベリ入門】知らないと止められない!ヨセの手筋「サルスベリ」

【この記事を書いた人】佐藤洋佑
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囲碁の「サルスベリ」とは終盤戦で有効な「ヨセの手筋」の一つです。
これはとても重要な手筋で、実戦でよく出てくる割には「止め方」が難しいです。

止め方を知らずにいると、陣地をどんどん減らされてしまうのです。反対に、 打ち方を知っていると非常に得できる手筋になります。

簡潔に「サルスベリ」の打ち方と、打たれた時の対処法についてまとめましたので、是非参考になさってください。


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「サルスベリ」とは?

サルスベリとは一体どのような手なのでしょうか?

解説していきますね。

サルスベリは「ヨセの手筋」

「サルスベリ」は、相手の陣地を減らすためのヨセの手筋です。

具体的には…

囲碁のサルスベリ画像

黒1がサルスベリです◎

ポイントは、

・黒Aの二線の味方の石から「大ゲイマ」で進んでいる

・相手の陣地に向かって進んでいる

という二点です。白地に入っていくことで、相手の陣地を減らすことができるのですね。

このあとの展開としては…

サルスベリの止め方画像

このようになります。

のちほど解説しますが、白2がサルスベリを止める好手で、白8まで、一件落着です。

黒はサルスベリのおかげで白地を減らし、白も被害を最小限に抑えることができました。

白1と止められた場合と比べると、ひとつ前の図は、白地が大きく減っていますね。

サルスベリの具体例

実戦でよく出てくる「サルスベリ」の具体例をご紹介します。

例えばこんな形です。

黒Aは隅の陣地を守る「トビサガリ」という良い手です◎

この手は黒地を守るだけでなく、ヨセの段階になった時に…

黒1とサルスベリをして、上辺の白地を減らすことができます◎

二線の味方の石から、相手の陣地へ向かって大ゲイマで進むのが「サルスベリ」なのですね。

このあとの展開は、

白2~白8まで、お互いにベストを尽くすとこのようになります。

黒がサルスベリで進んだおかげで、白地がお互いの石で埋まって減りましたね。

黒は得をしたのです◎


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「サルスベリ」の止め方

さて、今度はサルスベリをされた場合の、止め方を見ていきましょう。

サルスベリの止め方は何種類かあるのですが、主な止め方は二通りです。

二通りの止め方と、その違い、使い分けの判断方法について解説します。

サルスベリの止め方①

先ほどの図でも出てきましたが、

黒1のサルスベリに対して、

白2と打つのがうまい止め方で、白はAとBの二点を見ています◎

この時のチェックポイントは、「白△がいる」ということで、次に白Aのカケツギを狙っているのです。

もしも、次に黒がBに進んできたら、白はAと打って「カケツギ」をしながら黒を分断することができます。

黒は分断されると取られてしまうので、

このように退却していくことになります。

白8までが「サルスベリの定石」と言っても良いです。

白は白△がいる、ということが白2を打つためのポイントでした。

サルスベリの止め方②

しかし、サルスベリの止め方①では、都合が悪い時があります。それは…

このような時です。

先ほどの白△がいない場合ですね。

白△がいる場合といない場合の止め方を知っておけば、ほとんどの場面で、サルスベリをしっかり止めることができますので、是非碁盤に並べてご確認ください。

白△がいない時に、先ほどの止め方①と同じ止め方をしてしまうと…

このように黒3と進まれてしまいます。

白は4と打って反撃をしたいのですが、黒5と切られて白4が取られてしまいます。白△がいないからですね。(白△がいれば白はカケツギになっていました。)

この展開は白がまずいです。

ということで、

白△がいない場合の、サルスベリの止め方は…

白2、4、6が好手です◎

白4を捨石にするのがポイントで、おかげで白6と打って黒をアタリにしながら進行を止めることができます。

白8までで一件落着です。

黒のサルスベリは成功したわけですが、サルスベリをされた白も、被害を最小限に抑えることができました。

まとめ

・サルスベリとは、二線の味方の石から相手の陣地に向かって、一線に、大ゲイマで進む手

・目的は「相手の陣地を減らすこと

・サルスベリをされた側の対応策は二通りあって、味方の石の配石によって変わる。

止め方①

白△がいたら、白2◎

止め方②

白△がいないようだったら、白2~6◎

是非、それぞれの打ち方を碁盤に並べてみて下さい!

では、最後まで読んでくださりありがとうございました。

またよろしくお願いします。


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佐藤 洋佑(さとう ようすけ)

囲碁インストラクターとして、日々、教室や個人指導をしています。2011年から活動を始めて、毎日のように囲碁をお教えしています。

おかげさまで、個人指導は予約でいっぱいになり、キャンセル待ちをしていただかなくてはならない状況になりました。

みなさまには本当に感謝が尽きません。

しかし同時に、自分の身一つでは物理的に限界があることを学びました。

そこで、何か良い方法はないかと考えた末に、このサイトを立ち上げたのです。

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