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【囲碁の整地はこれで完璧!】19路盤の整地の方法

こんにちは。囲碁インストラクターの佐藤です。

今回は「整地」について解説していきます。整地のやり方は、案外解説されていないので、是非ここで勉強していってください。


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整地とは?~整地の基本形~

まずは整地とは何か?
整地の基本形について学びましょう。

整地の基本形

こんな感じで、四角い陣地に整えて、掛け算で計算できるようにします。10目単位で陣地をまとめていくのがポイントで、自分が数えやすいだけでなく、相手に伝わるように陣地を整えることを「整地」と言います。

整地のやり方

囲碁の終局図

この図は終局している状態です。ここから「整地」のやり方を学んで、練習してみましょう。

STEP1:死に石を取る

囲碁整地画像

まずは、碁盤の上の「死に石(もう助からない石)」を探しましょう。今回は黒×の二子が死に石です。石の生き死にについては、下の関連記事をご覧ください。

【囲碁入門⑦】「生き死にの原理」死活の本を読む前に要チェック!
囲碁整地画像
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盤上の死に石は「アゲハマ(取られた石)」となって、陣地に埋まります。先ほどの黒×の二子はこのように黒地に埋めました。(埋め方は自由です。)

STEP2:黒地を整える

実際の整地では、お互いに相手の陣地を数えます。今回は練習ということで、黒地から数えていきましょう。

整地画像

ちょっとここで、数えやすくするために黒石と白石を交換しましょう。石を交換する分には、陣地に変化がありませんのでOKなのです。黒△と白△、黒○と白○をそれぞれ交換してみます。

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すると、こういう状況になります。(交換の仕方も一例です。色々試してみて下さい。)白地と黒地がはっきり分かるように石を交換するのがポイントです。では、ここから黒地を整えていきましょう。

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まずは、左下からやってみます。何となく縦長なので、「3×10」の30目を目指してみます。そのためには、黒△を動かすのが良さそうです。

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こんな風に移動させます。石を移動させたとしても、黒地の中で動かしている分には、陣地に変化がありません。この性質を活かして、陣地を数えやすく整えていくのです。

左下の黒の陣地が「30目」になりましたね。このように、何目にするのか?を先に決めてから陣地を整えていくとうまくいきますよ。

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今度は右下の黒地をやってみましょう。この辺は慣れや経験なのですが、なんとなく「4×5」の20目になりやすそうなのです。ということで、黒△たちを動かしてみます。

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こんな感じで。きれいに20目になりましたね。

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どんどんいきます。次は上辺です。上辺は横長に「3×7-1」で20目を作ってみましょう。出来上がりの形を想定して、黒△を移動させます。

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OKでしょうか。これで、「3×7-1」の20目が完成しました。

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今度は右の方の黒地です。他の陣地が完成してきたので、ここは端数になります。端数の場所も、なんとなく四角形になるように整えます。

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黒△をこんな感じで移動させて完成です。今度は白地をやってみましょう。


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STEP3:白地を整える

整地画像

白地も同じ考えで整えていきます。まずは左上からやってみましょう。こういう形は「2×5」の10目が良さそうです。白×を動かして10目の陣地を作ってみましょう。

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こんな感じですね。では、今度は下辺をやってみましょう。

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下辺は「5×8」の40目の陣地を作ってみましょう。白×を動かして四角形を作っていきます。

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こんな風にするとGoodです。うまく40目になりました。では、今度は右下の白地を動かしてみましょう。

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右下の白地は「2×5」の10目にできそうです。白×を動かしてみます。

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こんな感じです。こうやって一つずつまとめていくとうまくいきます。

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最後に右上です。ここも、白×を動かして「2×5」を作ります。

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こんな風にすると、10目の陣地ができて、残りが端数(2目)になります。

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最後に、黒地と白地をわかりやすくするために、石を交換すると丁寧です。(やらなくてもOK)黒○と白○、黒×と白×、黒△と白△をそれぞれ交換するときれいになります。

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こんな風になります。いい感じになりましたね。

さて、これで整地が完成しました。

と、思ったら、一ヵ所出来上がっていないところがありました(完全に忘れていました)。ちょうどよいので問題です。整地が完成していないところはどこでしょうか?

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よく見ると、○の場所の黒地が中途半端でした。ここはどう処理したら良いでしょうか?

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こういう時は、端数の場所をまとめるとGoodです。黒○を移動させます。

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このように移動して、整地完成です。

STEP4:結果発表

整地画像

最後に、黒地と白地を足していって…
黒地…79目
白地…72目
非常に計算しやすいですね。そして、白は後から打つ分、「コミ」というボーナスを「6目半」もらうことができます。(半というのは0.5目という意味で、引き分けをなくすためです。)なので、
黒地…79目
白地…78目半
という計算になって、黒が半目勝ちという結果になります。

いかがでしたか?お時間のある時に、実際に碁盤に並べて色々な数え方を試してみて下さい。

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