今回は、囲碁の「死活」「石の生き死に」について学んでいきましょう。
この解説を読むと、生きている石(取られない石)、死んでいる石(取られる石)の違いと仕組みが分かります。
反対に、ここをおさえておかないと、「なぜ石が取られるのか?」
ということがよく分からないままになってしまいます。
是非、参考になさってください!
「生きている石」とは?

この図をご覧ください。
次に黒番だとして、 どう思いますか??

たとえば、黒1と打つことはできるでしょうか?

この黒は、白に全方位を囲まれていますね。
そして、白を取る事もできません。
この白のかたまりは、青丸の場所が空いていて取れません。
つまり、黒1と打つことはできないのです。


では、こちらはどうでしょうか?
この手も、先ほどと同じように…

打てません。
白にすべての道を塞がれていて、白を取れるわけではないので、ルール上、打つことができません。
死活の基本「二眼」あれば生き
ということですので、ここからどのようなことが言えるかというと…

このように、着手禁止点が二つ以上あると、石は取られなくなります。
そして、この A 、 B のことを「眼(め)」と言います。
とても大事な話です。
さらに、この図のように眼が二つある状態のことを「二眼(にがん)」と言います。
「この白は二眼あるから生きている」と表現するのです。
「着手禁止点が二つ以上ある状態が生き」=「二眼の生き」ということですね。
反対に、
この図のように「一眼」しかない状態になると、白一団は取られてしまいます。
今度は白全体がアタリになっているので、黒1と打って白を取る事ができるのですね。
こういう状況になります。
どうでしょうか。
今回のポイント
- 「一眼の石は囲まれると取られる」
- 「二眼以上ある石は取られない」
この2点を是非覚えておいて下さい!
次は「死に石」について見ていきましょう。

佐藤先生今日は
せんせのテキスト
1日目星のシマリ
2日目星にカカリを打つ
3日目小目のシマリを打つ
初心者の囲碁84歳にして近所の方に弟子入り取り組んでます
先生のテキスト1から3日目一所懸命マスター使用
と頑張ってます30日目先が長いですが頑張ります
稲沢さん
こんにちは。
コメントを下さり、どうもありがとうございます!
「序盤のお手本~特選30譜~」をご活用いただけているようで、大変嬉しく思っております。
囲碁オンライン講座の本編の方も、是非、ゆっくりと体験していってくださいね。
では、
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
佐藤洋佑