今回は、囲碁の大事なルールの一つである「着手禁止点」について解説します。
すでに囲まれているところには打てないというのが着手禁止点のルールです。
どういうことなのかを見ていきましょう!
囲碁のルール「着手禁止点」
まずはこの図をご覧ください。
この白に対して、
黒は1と、この場所に打つことはできるでしょうか?
この場所は…
黒石からの道を全て、白にふさがれてしまっている状況なので、ルール上この場所に打つことはできません。
自分から取られに行くような場所には、打ってはいけないのです。
これを「着手禁止点」と言います。
しかし、このように黒が白をびっしり囲んでいた場合は、
黒1と打って、白を取る事ができます。
こういう状態になります。
ということで、
着手禁止点のポイント
- 自分から取られに行くような、すでに相手に囲まれている所には打てない。
- ただし、相手の石がアタリになっていて取れる時は、打って取ることができる。
ということになります。
これが、囲碁の中でも非常に大切なルールで、ここからおもしろいことが分かってます。
次は「石の生き死に」について考えていきましょう。
【囲碁入門⑦】「生き死にの原理」死活の本を読む前に要チェック!
※囲碁入門ではどんなことを学ぶのか?という今後の全体像については下のまとめ記事をご参考ください。