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【小目のハサミ定石】一間高ガカリを挟む定石を簡潔に紹介!

小目に一間高ガカリをしたときの「ハサミ」の打ち方・定石について、非常に大まかではありますが要点をまとめましたので参考になさってください!

※この記事は「囲碁オンライン講座」の中でいただいたご質問を基に作成しています。

小目への一間高ガカリに対して、

同じ高さでのハサミ

違う高さでのハサミ

の二通りについてまとめました。

①同じ高さにハサミ

まずは、小目への一間高ガカリに対して、同じ高さのハサミを打ってきた場合の展開についてです。

小目の一間高ガカリにハサミ

黒1の一間高ガカリに対して、白2と同じ高さに挟んできた場合、

黒は、

小目の一間高ガカリにハサミ

黒3の「一間トビ」がおススメです。

一間トビをしながら、次の狙いとしてAとBの二点を見ているのです。

どちらも白を攻めようとしている手ですね。

このあとの展開としては、

小目の一間高ガカリにハサミ

例えばこんな感じです。

お互いに弱い石を気遣いながら打っていって、長い戦いになります。

このように中央へ向かっていく戦いを「空中戦」と言い、決まった定石がないというのが特徴です。

お互いに、石のつながりや、陣地があるのかどうかということに気をつけながら打っていっています。

挟まれた黒としては、

黒5のハサミや、黒9と打って辺に陣地を作る手、黒13の「馬の顔」で中央へ進出する手などが大事ですね。

関連記事:【囲碁の「猫の顔」「犬の顔」「馬の顔」は好形!】知っているだけでお得な石の形

②違う高さにハサミ

次は、小目への一間高ガカリに対して、違う高さ(三線)に挟んできた場合について見てきましょう。

小目の一間高ガカリにハサミ

黒1の一間高ガカリ(四線)に対して、白2と違う高さ(三線)で挟んできた場合、

黒は、

小目の一間高ガカリにハサミ

黒3の「コスミ」がおススメの打ち方で、次の狙いとしてAとBを見ています

このあとの展開として、

今回はざっくりと手順をご紹介しますが、

小目の一間高ガカリにハサミの定石

白4~16のような展開が一例で、定石の一つになります。

白は左辺と上辺に陣地や勢力を作り、黒は白一子を取って安定します。

小目の一間高ガカリにハサミの定石

こんなイメージの定石です。

今回、細かいところは割愛いたしますが、出来上がりの陣地を意識しながら是非碁盤に並べてみて下さいね。


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まとめ

今回の話の要点をまとめますと、

小目の一間高ガカリにハサミ

白2の同じ高さのハサミには、黒3の一間トビでAとBを狙う

小目の一間高ガカリにハサミ

白2の違う高さのハサミには、黒3のコスミでAとBを狙う

この二点を意識してみて下さい。

挟まれた時に、ハサミの石の高さを意識するだけで随分と結果が変わってくると思いますよ。(定石を丸暗記しなくてもOK!)

参考にしていただければ幸いです!

では、最後まで読んでくださりどうもありがとうございました。