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【囲碁の勉強法】学習に大切なインプットとアウトプット

囲碁の上達に大切な「インプット」と「アウトプット」についてお話しします。
この話は囲碁の上達に限らず、何かを勉強するときに非常に役に立つ視点ですので、是非ゆっくりご覧ください。

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学習のコツはインプットとアウトプット

囲碁の手を学んで、それをノートに書いたり、実践したり、誰かに教えたりすることが上達のカギです。

「囲碁の手や打ち方を学ぶ」=インプット

「自分なりに実践したり、誰かに教える」=アウトプット

この二つを循環させていくことが大切です。そしてこれは、学習全般に当てはまる事なのです。

上達とは?

「囲碁を上達する」というのはどういう状況でしょうか?

色々な要素があると思うのですが、

「上達」=「今までできなかったことができるようになる」

ということだと僕は捉えています。

なので、誰かに勝ったから上達した、とは一概には言えないと思うのです。

たしかに、上達したから勝てるようになった、ということはあると思うのですが、勝ち負けは「上達」の一側面でしかありません。

本当の意味での上達というのは、

「情報」を得て、それをまとめて「知識」とし、さらにそれを実践し経験することで「理解」に至る、その過程なのだと思います。

特に、「実践する」というところまでくると、上達が目に見えてきたなという感じがしますね。

インプットとは?

インプットとは、学習においては「情報・知識を得る」ということだと考えています。

たとえば、ニュースなどを見て、何か「情報」に触れて認識をしたら、それはインプットをしたという状況です。

囲碁の話でいきますと、定石を覚えたり、手筋を知ったり…ということですね。

そして、情報というのはとびとびで、点のようなイメージです。

「星の定石」と「小目の定石」を別々に一つずつ覚えた場合、それらは情報なのです。リンクしていない状況ですね。

それを、「共通点」や「相違点」などを見つけて整理し、まとめたものが「知識」です。

「整理された情報」=「知識」

というイメージです。このような認識はとても大切で、「この情報をどうやったら知識にできるだろうか?」と考えると学習がはかどります。

また、誰かのフィルターを通してまとめられた「知識」を得るのも効率のよい学習方法ということになりますね。

このように、情報や知識を得ることが「インプット」なのです。

アウトプットとは?

アウトプットとは、「インプットしたものを表現すること」だと考えています。

インプットで得た「情報」や「知識」を、自分のフィルターを通して(自分なりに咀嚼して)、紙に書いたり、実践したり、誰かに教えたりすることが「アウトプット」で、「理解」につながります。

「インプット」×「アウトプット」=「理解」

というイメージですね。

また、インプットだけをしている状況というのは、息を吸い続けている状況と似ています。人によって度合は違ってくると思いますが、インプットだけでは苦しいのです。

反対に、アウトプットだけをしている状況は息を吐き続けている状況と似ています。それもつらいですよね。

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インプットとアウトプットはセット

ということで、インプットとアウトプットはワンセットです。

情報や知識を得たら、何かしらの形で表現をすることが大事になります。

呼吸と同じように、「循環」させるイメージですね。

特に、知ったことを誰かに教えるというアウトプットはパワフルで、教えながら自分の中で情報がまとまっていきます。

インプットしたものをまとめるためにアウトプットをするのです。

囲碁の学習のときも、知識を得たら、それを誰かに伝えると、自分の中でまとまって定着していきます。(僕は囲碁をお教えする仕事をすることで、少し囲碁が上達したような気がします。)

まとめ

・上達とは、「今までできなかったことができるようになること」

・インプットとは、「情報や知識を得る事」

・アウトプットとは、「インプットしたものを表現する事」

・インプット⇒アウトプット⇒インプット⇒…を繰り返して「上達」していく

ということで、学んだことを実践したり誰かに教えてみましょう!

是非、囲碁を勉強するときに意識してみて下さいね。

では、最後まで読んでくださりどうもありがとうございました。

またよろしくお願いします。