こんにちは!
囲碁インストラクターの佐藤です。
今回は「棋譜の書き方」について解説します。
棋譜の読み方は「きふ」ですね。
棋譜(きふ)という対局の記録をつけることで、自分の打った手を振り返って、次の対局に活かすことができます。
上達にとても役立ちますので、是非、序盤の30手だけでも「棋譜」を書いてみて下さい。
棋譜を取るための「碁罫紙」と「棋譜取りペン」
棋譜をつけるためには、専用の紙( 碁罫紙 )と二色のペンが必要です。
一つずつご紹介していきますね。また、後半では「鉛筆」で棋譜をつける方法も解説しています。
ゆっくり見ていってください。
碁罫紙 とは?
碁罫紙(ごけいし)とは、対局の手順を記録する「棋譜(きふ)」を書いておく用紙のことです。

こんな感じです。
碁盤の目を書いた紙が「碁罫紙」です。
囲碁の総本山「日本棋院」が作って、販売しています。
写真に写っているペンも面白くて、棋譜を取るための専用のペンなのです。
棋譜をつけるための「棋譜取り二色ボールペン」
上の写真のボールペンを近くで見ると…

このように、くっついています。
このおかげで、ペンを2本用意して持ちかえる必要がなくなり、スムーズに棋譜をつけることができます。

ちゃんと書けます。
このように直接数字で書いていくのですね。
赤が白石です。

ペンをひっくり返して、すぐに黒を書けます◎
ペンを二本使うよりも随分と楽なのです。
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石を取った後の書き方

ちょっと分かりづらいですが、
この棋譜は、白が12と黒一子を取り、黒が13と打って白をアタリにした局面です。
そして、画像の上の方をご覧ください。14(7)と書いてありますね。
このように、白が7の抜き跡の場所に打つ場合、棋譜の欄外に「14(7)」と書きます。
「14手目は7の場所です。」という意味になるのです。

碁石の流れとしては、この状態で白番で、

白が黒一子を取り、

こういう状況になりますね。
ここで黒が、

白をアタリします。

アタリに気付いた白が、取られないように守った場合、
ここまでの流れを棋譜に表すと…

棋譜の白12~白14(欄外)という表記の仕方になります。
欄外の「14(7)」という書き方が、石を取った場所に再び打つ場合の表記の仕方になります。
鉛筆で棋譜を取る方法
鉛筆でも棋譜はきれいに書けます。

このように、黒は普通の数字で、白は丸数字にすることで見やすく棋譜をつけることができます。
是非、色々な方法で試してみて下さい。
碁罫紙と棋譜取りペンをインターネットショップで購入
「碁罫紙」や「棋譜取りペン」は日本棋院などの囲碁のお店で販売されていますが、インターネット上のお店でも買うことができます。
下に「楽天市場」の販売ページを載せておきますので、参考になさってくださいね。
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では、読んでくださりどうもありがとうございました!