今回は、囲碁をやるメリットや魅力についてお話ししていきます。
囲碁をやる目的や、メリットを意識すると囲碁に対する捉え方が変わって、今までと違う世界が見えてきます。
是非参考になさってください。
※囲碁の歴史やイメージについては、こちらの記事をどうぞ!
関連記事: 【囲碁とは?】歴史・タイトル・別名・ルールなどを入門・初心者の方へ解説
囲碁をやっているとどんな良い事があるのか
囲碁をしているおかげで、
- 囲碁の世界の友達が増える
- 頭を使うので脳トレになる
- 指も使うので脳トレになる
- 集中力がつく
- 忍耐力がつく
- 「勝ち負け」の世界を体験できる
- 学んで実践して上達するという体験ができる
- 独特の感情を体験できる
- ゆっくり呼吸ができる
- 新しいことを試して神経発生(ニューロン新生)できる
などなど、たくさんの良いことがあります。
囲碁をするときに「目的」を決めて取り組む
1〜5までは、色々なところで言い尽くされてきたので詳細は割愛しますが、どれも意識すると良いですよね。
「囲碁仲間を増やす気持ち」で対局したら、きっと囲碁仲間が増えます。
「脳を刺激する気持ち」で対局や勉強をしたら、きっと脳に良いことがおきます。
「集中力を高めようという気持ち」で対局や勉強をしたら、きっと高まります。
「忍耐力をつけようという気持ち」で囲碁と接したら、きっと忍耐強くなります。
囲碁は勝ち負けだけではないですよ。
あなた独自の目的を設定して、対局や勉強をしてみて下さいね。
きっと目的に向かってあなたの脳や体が動いてくれるはずです。
囲碁で非日常的な感情を体験
さて、
本題はここからです。
6~9の項目ですね。
囲碁は「勝ち負け」だけではないということを申し上げましたが、「勝ち負け」も良い体験の一つです。
よく考えてみると、日常生活の中であまり勝ったり負けたりしないですよね。
買い物をしたり、ご飯を作ったり、洗濯をしたり…
という活動の中に「勝ち負け」の要素は基本的にはありません。
なので、囲碁というのはとても非日常的なのです。
「勝ち負け」の要素があるおかげで、普段は感じることのできない感情を体験できます。(そう思った方が良いです。)
「勝ってうれしい」「負けてくやしい」「勝ちそうで手に汗」「負けそうで盤面を見ていられない」などなど、他にもたくさんの、囲碁を打っている時独特の感情があるはずです。
意識してみると新しい発見があると思いますよ。
あと、何かしらの感情を感じている時に、意識的に呼吸を深くすると脳や体にとても良いらしいです。
忙しい毎日の中で、深呼吸ってあまりしないですよね。
試しに、囲碁の対局の中に取り入れてみて下さい。
リラックスして良い手が思いつくかもしれませんよ。
囲碁で神経発生して脳を鍛える!
最後に、10番目の「神経発生(ニューロン新生)」についてです。
謎の単語ですね。
この話は「囲碁オンライン講座」の中のメルマガでお話ししていて、反響が多かったのでブログの方でも一部をシェアしておこうと思います。
以下は、メールからの抜粋です。
今回は【盤外編No.4】ということで、
「神経発生」
の話です。
「神経発生」
(「ニューロン新生」とも言います。)
このことを知るだけで、
囲碁の学習や対局のおもしろさが倍増します。
負けてよかったなあ、とさえも思えてきますし、
生活の上でも役に立って、
日常の色々な行動を意識的に変えてみたくなります。
僕なんかは、
ついついいつもと同じような行動をとってしまうので、
かなり興味のある話です。
さて、
「神経発生」についてですが、
これは、
脳の中で新しい神経が生まれる生理現象です。
特に、胎児のときに活発に起きる生理現象で、
赤ちゃんは、
お腹の中にいる時に神経発生を繰り返して、
脳を進化させているらしいです。
記憶力や学習能力がどんどん高くなっていっているのですね。
それいいなあ、
と思って調べてみると、
どうやら
大人になってからでも神経発生は起こせるそうなのです。
あることをすると、
脳の記憶をつかさどる「海馬」で神経発生が起きて、
記憶や学習の力が上がるようです。
さて、
何をするのだと思いますか?
僕は見当もつかなかったのですが、
それは、
「新しいこと」
「経験したことのないこと」
をするのが良いみたいです。
食べたことのない食べ物を食べたり、
普段着ない色や柄の服を着たり、
行ったことのない場所に行ったり…
そして、
打ったことのない手を打つと、
脳の中でバチバチバチっと
神経発生が起こって、
頭の中がパワーアップします!(きっと)
どうでしょうか。
対局していて、
「いつもならここに打つけど、こっちに打ったらどうなる?」
という局面になった時は、
「神経発生!」
と念じて、
是非打ったことのない手を打ってみて下さい。
失敗しても負けるだけですから大丈夫です。
僕もやります。
対局に負けても、頭の中では良いことが起きているはずです。
そしてこれは、
日常のいつもやっていることに対しても同じことが言えると思いますので、
是非色々試してみて下さい。
普段とは違う道を通って帰ってみる、とか。
普通だったら観ないジャンルの映画を観てみる、とか。
小さい変化から始めて、
神経発生を習慣化できたら面白いですね。
やったことのないことをすると、
脳に良い。
という話でした。
では、
また次回もよろしくお願いします!
どうもありがとうございました。
佐藤洋佑
どうでしょうか。
是非、「神経発生」を意識してみてくださいね。
まとめ
囲碁をやるメリットの一部をまとめますと、
- 囲碁の世界の友達が増える
- 頭を使うので脳トレになる
- 指も使うので脳トレになる
- 集中力がつく
- 忍耐力がつく
- 「勝ち負け」の世界を体験できる
- 学んで実践して上達するという体験ができる
- 独特の感情を体験できる
- ゆっくり呼吸ができる
- 新しいことを試して神経発生(ニューロン新生)できる
このような魅力があるという話でした。
勝ち負けだけではなく、別の大きな目的を持ってみると面白いですね。
あなたの囲碁ライフに少しでもプラスになれば幸いです。
では、読んでくださりどうもありがとうございました!
また次回も、どうぞよろしくお願いします。